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  • 執筆者の写真水月 雪兎(Mizuki Yukito)

標本の赤錆を綺麗にする。

鉄分の多い地層だと折角の検体に赤錆が付着しています。


これはボトルディギングにおけるガラス瓶や陶器、水晶などの赤錆を落とす方法です。


今回は水晶の錆落としです。


一般的には塩酸で溶かす方法なのですが、高濃度の試薬だと購入するのにいろいろと面倒です。

なのでトイレの洗剤「サンポール」を使用します。


錆でひどい。



液体は青いのですが、1週間もすると青い層と茶色い層に分かれてきます。





1週間後、かなり綺麗になってきました。



ここで歯ブラシを使ってよく洗います。


水気をよくふき取ってからまたサンポールの原液に漬け込みます。


更に一週間後、綺麗になりました。




サンポールの青い色素が付着してしまう部分もあるのですが、これはよく水洗いした後で塩素をかけると落ちます。


同じ塩酸のトイレ洗剤でも100均に売っているものは無色透明なんだろうで、これだと脱色の手間が省けて良いようです・・・私はまだ試したことがないので次回やってみたいと思います。

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